2018.3.スタート ハート.ライブ.フィッシング始まりました Sports fishing information service japan 1976.3.創立 海洋磯釣倶楽部 musick 小鳥のように (ポール・モーリア) №13
皆さんこんにちは、今年の初釣りパート4は、写真の長崎県西海市針尾瀬戸伊野浦のメバリング、根魚釣りでカサゴです。毎年の正月とか、寒い季節に良くいく釣り場で、海洋磯釣倶楽部のホームグランドでもありました。潮の流れが早いので胴突き仕掛けが良く、私達は本虫を良く使います、また、魚の切り身とかイカがいいようです。エコギアとかルアー、ジグで攻める若者も多いのですが、問題は潮です。生エサの方が釣り果は最高です。そして今年はアイナメが少ないようですね。でも色んな魚が釣れる釣り場です。詳しくは週刊つりニュースの記載稿をご覧下さい。
その5 お世話係で楽しめた 「2018.西日本釣り博」 |
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ハート.ライブ.フィッシング その4は、機関誌 サーフメイズ JAPAN に記載された稿です |
ハート.ライブ.フィッシング その4
「来たときよりも奇麗な釣り場」貴方はアクションできて、いますか
サーフメイズJAPAN事務局長
みなさん、こんにちは。寒―ィ季節がやっと終わり、いよいよ釣りシーズン開幕です。そして子供達の春休み、近場の海辺はファミリーフィッシングで賑わいそうです。
さて、そのような釣り場環境、皆さんの地域はどうでしょうか。魚さん、釣れますか? それよりも釣りができる環境はどうでしょう。
私が住む福岡県行橋市は、波静かな周防灘に面し、年中穏やかな海辺環境があります。
それは市内に、三つの河川があり、その淡水が、そのまま周防灘に流れ込み、優しい海辺でアサリ貝とかマテ貝が掘れる環境があるからです。
砂泥地浜から海水浴場に繋がるゴロタ浜や、チョットした磯場などもあり、その水平線から毎日朝日が昇ってくる周防灘の景観は圧巻です。
そのような恵まれた渚、浜が、多くあるのは、やはり三つの河水のおかげでもあるのですね。そして、自然を大切にした市政のプログラムがエライのだと想います。
行橋市には7.3万人の台所を支える簑島漁港と稲童港、私の家近くには沓尾漁港があります。漁船が少ない小さな港ですが、海辺に工場とか企業が全くありませんから、汚水とか、環境破壊するような、危険なものから、埋め立てもありませんから、海岸線は自然に恵まれた海辺が多く残されています。そのことで遠浅の渚に小魚がたくさん生まれ育ってゆく環境があります。
以前は幻の魚、アオギスが、たくさん漁アミでとれ、投げ釣りで30㎝越える尺ギスも釣れていたのですよ。若いころアオキスを、たくさん簑島海岸で釣りました。数十年前のことですが、それだけ海が奇麗で、渚にカレイ、クロダイ、シロキス、スズキ、マゴチ、メバル等々が、卵をたくさん産みつけ、孵化し、成育してゆくプロセスが周年繰り返されていました。今は昔のお話しですが、河水による淡水、土砂が、多くのプランクトンを発生させ、生き物を育てる環境が整っていたことが凄く分かる海でもありましたね。
現代は今川、長峡川の河口にはカキの養殖が盛んで、豊前一粒カキという地名で、冬季は多くの観光客から大都市圏でも流通され、人気の豊前一粒カキとして販売されています。その海辺から、更に東九州へ繋がる大分県中津市、その南の豊後高田市の周防灘には、このような海辺環境が多くありますから、渚、河口で育つ魚さんからカキ、貝が多く獲れる漁場として恵まれています。しかしながら、漁業のありようで海辺環境は一変します。
いくら小魚が多い漁場でも、乱獲すれば衰退するのは当たり前で、以前たくさん釣れていたアオキス、そしてシロキスも、全くというほど釣れなくなりました。それでも漁船がひっきりなしに底から、こさいで取る底アミ漁が盛んで、5㎝もない小魚から、シロキス、アオキスが一盛りいくらで販売されています。そのことで、今、漁業のありようが問われています。
そのような海辺環境を、私が住む行橋市に置いてみましたが、すぐそばの100万都市、北九州市、そして関門海峡を挟んだ30万都市、下関市の海を、数十年前、ホームグランドにしていた私達は、恵まれた関門海峡がありました。そして、その西には荒海で知られる玄界灘があります。
優しい海辺の周防灘と比較すると、荒々しい激流と、タップリの水深岸壁の関門海峡には大物チヌからマダイはもちろん、メジナやスズキ、回遊魚のヤズやカンパチ、ニベ、コイチ、大型カレイに40㎝を越えるアイナメなどが岸壁、波止から簡単に釣れていました。遠い昔のお話しですが、40年間遊べた、この釣り場の想いは、同じ世代の釣り人しか分からないことですが、こんな凄い釣り場に、いつでも仲間達とか、ファミリーで簡単に遊べていた、釣りが出来ていた、ことが楽しい想い出として残っています。
そのような釣り場環境を、魚が釣れる面白い自然環境を、少しでも多く、今の釣り人に与え、楽しんでもらいたいハートがあります。
現在、下関市をはさむ北九州市、関門海峡、沿岸の8割から9割は公共、企業のものとして私達は立ち入りは出来ません。その中で、少しのスペースで釣りを楽しむ事が出来るのですが、全くもって魚さんが釣れない、居ないのです。若いとき入れ食いした釣り場でさえ、小魚さえいない環境に私達は驚きます。海が変わった。海の底はどうなっているのだろう、と想うのです。この事ばかりは調査とか、研究とか、あるいは生態系の学術調査から科学的、社会的、国民的、経済的、政治的な環境問題を含めた現代的なアシストを求めないと究明できないと想います。
私達の海辺を考えるとき、釣りとの関わりから色々な諸問題、テーマなどがあり、その事を追求してゆくと、いつも「なぜだろう」「どうして」「もっともっと知りたい」ことを追求したくなります。その事を一つずつクリアーしてゆく為にも、私達みんなが努力すること、そして優しい自然環境を整えることを、社会全体で皆が共有するJAPANをイメージしたいと想いますね。
私の釣りスタイルは海釣り。その中でも、釣りを始めたキッカケが投げ釣り。そして、会社に勤めてからスタートの磯釣りはメジナ釣り、そしてフカセ・チヌ釣りです。その多くは19才で結成した吉田印刷磯釣倶楽部にあります。会社がバックアップしたことで、先輩社員が25人ほどチームを作っての釣りクラブは、車の運転手と会計が私の役割りでした。その5年後、今度は海洋磯釣倶楽部を結成し、九州磯釣連盟という組織に参加し、名実ともに私達は釣り人になりました。
そのプロセスに、テーマである「来たときよりも奇麗な釣り場」に関わる事になりました。この標語は、(公財)日本釣振興会 福岡県支部長、田中栄一さんが募集したものと聞いていますが、私達、海洋磯釣倶楽部は、このときより、なぜかしら(公財)日本釣振興会と関わる事になりました。
イベントには必ず事務局の信岡武昭さんから声をかけられ、様々なアクションプログラムに参加しました。その上部組織の(公財)日本釣振興会 九州地区支部、高宮俊諦さんからも、良く声をかけられましたから、忙しい釣り、仕事の合間をぬって会議とかに加わり「来たときよりも奇麗な釣り場」に関わるプログラムに良く参加しました。
内容は様々あるのですが、全てがボランテア、奉仕の釣り人組織ですからアクションは大変です。多くの、たくさんの釣り人にお願いして、釣り場清掃美化作業から、そのプログラム作業を一つずつクリアーしてゆく事が求められます。その中には青少年の釣り人を育てるとか、指導員とか、釣りマナーを教える等。そして一番大変なのが釣り大会を開催しながらクリーンアップ事業から、稚魚放流など、たくさんな、色々なプログラムがあります。
これは(公財)日本釣振興会や九州磯釣連盟、そして海洋磯釣倶楽部のアクションにも多大ありますが、出来ることを、出来るだけ、仲間達とか一般釣り人を含めた、たくさんの、大勢の釣り人と、一緒にアクションプログラムできることが大切でした。
その事で少しずつ「来たときよりも奇麗な釣り場」環境整備が進み、釣り人のハートが少しずつ変化してゆくことでした。そのイベントに参加した釣り人がチームリーダーとして、各地域で模範的な役割とか、行動してくれることを(公財)日本釣振興会や九州磯釣連盟は、望んでいたからです。
みなさんが住んでいる近くの海辺は、どのような環境でしょうか。そして貴方がホームグランドにしている釣り場で、心地良い釣りができているでしょうか。
釣り場で「こんにちは」「おはようございます」「釣れますか」等々のご挨拶できていますか。
私はいつでも、どこでも「こんにちは」します。そして、釣をした後は必ず「来たときよりも奇麗な釣り場」しますね、仲間達もです。
そして、釣りをしている釣り人は、子供でも、女性でも、みんな友達です。声をかけあってコミュニケーションしましょう。何かのとき、もしかのとき、あればすぐに118番です。その為にも貴方がリーダーですよ♡ ぜひぜひ、アシストお願いします。
2018.3.1.
◎ホームページ「上瀧勇哲のホームスタジオから」「海辺感謝の日」「未来へ継ぐ釣り文化」ご覧下さい。
2014.10.(公財)日本釣振興会福岡県支部の「海辺感謝の日」アクションプログラムとして、今年も福岡県苅田町と芦屋町で釣り場クリーンアップを行いました。両方に参加した私は忙しかったのですが、たくさんのボランテアされている釣り人と一緒に釣り場美化できたこと、そして洋子ちゃん、釣り仲間の皆さん、お疲れさまでした。その様子をアピールしています。 |